◆算数嫌いにならないために
4年生までに身につけておきたいこと
正確な計算力と数感です。
正確な計算力は最大の武器です。難しい問題が解けることより、計算ミスをしないことの方が大切です。
入試問題(塾の組分けテストも)はおおむね1(1)は計算問題。そして中盤以降は難しい問題が並びます。1(1)でも難しい最後の問題でも、正解したときの得点数はほとんど変わりません。ちがいがあっても1点か2点です。つまり難しい問題を解いて得点することより、簡単な計算問題を落とさないことの方が重要なのです。逆に考えると計算で1問落としたら、難しい問題を1問多く正解しなければなければなりません。これは大変ですね。
数感とは。“12×25は?” “ん~、4×25=100だから、12=3×4に分解して、3×4×25=3×100=300!とか。” “13の倍数で100に一番近いのは?”“ん~、7倍すると91だから8倍した104!とか。” “分母が12と15と20の分数がでてきた! 分母いくつで通分する?”“ん~、60!とか。” ひっ算することなく “ぱっと” その数字がひらめく感覚です。
ある程度低学年のうちから意識して数字や計算に慣れ親しんでおく必要があります。やみくもにひっ算をするのではなく、なるべく頭の中で処理することも意識させたいですね。
よしだ塾では3、4年生をお預りする際、お子さんの塾のバックアップはもちろん、計算力と数感も徹底的に鍛えます。
中学受験の算数
4年生の9月から受験に必要な本格的な内容がはじまります。
また、6年生の9月からは志望校別の授業や総合問題演習、過去問演習など入試実戦的な授業が組まれます。
大手進学塾は中学入試で出題される問題から逆算して4年生の9月~6年生の7月までに習得すべき全ての内容をカリキュラムに落とし込んでいます。この中には中学生の学習内容(方程式など)も盛り込まれています。約2年間でやる学習としてはかなりのボリュームがあり、5年生の9月からは難度も高くなります。
算数嫌いにならないためには、これらのことを見越して準備することが重要です。また、カリキュラムは毎週進んでいきますが、前をふり返り復習することも忘れてはなりません。なかなか定着しない問題や苦手な単元を早め早めに克服するためです。
これらのことをご家庭でコントロールするのはなかなか難しいと思います。算数嫌いになる前に是非、よしだ塾にご相談ください。
雑感
算数とは関係ないと思うかも知れませんが、実は次のことがとてもよくあてはまります。
“6年生で算数に苦戦するお子さんの傾向” →忘れ物が多い、身の回りの整理整頓ができない、消しゴムの消しカスが多い、椅子に姿勢正しく座っていない、などです。
算数の力をつけるということは、幼さとの戦いであるような気がしてなりません。
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